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月半ばにはお財布が空っぽになるあなたへ

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食費や家賃は当然のこと、仲間や先輩・上司とのお付き合い、洋服・趣味系の出費など、何かにつけてお金が出て行ってしまうため、月半ばには財布が空っぽになってしまうという人はいませんか? 「ルーティンの出費だから仕方ない」と、惰性に任せて使っているお金の中には、実は不要なものがあるかも知れません。

無駄な出費は、本人の心がけ次第で、普段の生活にそれほど影響を及ぼすことなく簡単に解消できるものです。研修医である皆さんが賢く資産形成をしていくために、まずは生活習慣を見直してみましょう。

コンビニが財布をひっ迫させる?

仕事中はもちろん、帰宅が深夜や早朝になってしまうときなどに便利なのがコンビニです。弁当のみならず、各コンビニが鳴り物入りで売り出しているオリジナルのレトルト食品や冷凍食品の味は、一昔前とは比較にならないくらい強力にグレードアップしています。一人分の食事を手作りするより手間がかからず、しかも美味しいなら、コンビニ食材を買わない手はないでしょう。

最近では病院内にも入居するようになった、お洒落なシアトル系コーヒーショップも魅力的です。エスプレッソをベースとした深い味わいと、スウィーツのようにバラエティ豊かなドリンクメニューを見ると、休憩のたびに買ってしまうという人も多いのでは?

しかしこれらの買い物が、未来のお財布事情をひっ迫させる元凶となっているのです。

1回数百円の出費も積み重なれば・・・

例えば、仕事中にコンビニで昼食を購入したとします。メインの弁当が500円、栄養バランスを考えて150円のサラダを1品、食後に130円のドリンクを購入すれば、その日の昼食代は合計780円になります。

そして休憩時間にシアトル系コーヒーショップでトールサイズ500円を1杯、さらに仕事の合間に2杯飲んで合計1,500円。仕事帰りにコンビニで150円のおにぎり2個と200円の総菜を2品、500mlのビール1300円を買えば、夕食代は1,000円。結果、1日の食費合計額は3,280円になり、これを1カ月続ければ101,680円と、都心のワンルームマンション家賃と同じくらいの出費になります。

1回の出費が数百円程度だからと侮ってはいけません。気づかないうちに浪費してしまう習慣を見直し、食事は休日に作り置きしたり、コーヒーは自宅でドリップしたものを携帯ボトルで持ち歩くなどの工夫をしてみましょう。仕事に追われてクタクタかもしれませんが、料理することは意外とストレス解消になるものです。

そして、もっとも浪費しやすいのが被服費、すなわち洋服代です。

仕事中は白衣など没個性的な服装なので、「オフには自分服を着たい」と、ついつい奇抜なデザインやブランドファッションを選んでしまいがちです。

「仕事が忙しくて洋服を買う余裕がなかったから、たまには自分にご褒美をあげても良いかな」と、財布の紐を緩めてはいけません。流行の移り変わりが激しいブランドものは次のシーズンには着られず、仕方なくブランド品の買取店に持ち込んでも良くて半額程度にしかならないでしょう。

総務省の家計調査によると、一般世帯の家計に占める被服費の割合は実収入の4%前後。もしそれ以上の割合を占めているならば、衣類の買い方の見直しが必要かも知れません。何より衝動買いには注意が必要です。購入前にネットで調べて吟味するなど、慎重になる習慣を付けましょう。

お得な貯蓄用口座について調べてみよう

貯金体質に生まれ変わるには、日常的な出費を見直すのと同時に、現在の預貯金口座を「生活費」のための口座と「貯蓄」のための口座の2つに分けることから始めましょう。これまでの口座を生活費用にして、新たに貯蓄用口座を作ります。ここで重要なことは、新たな口座は普通口座ではなく、貯蓄に適した口座にすることです。

貯蓄に適した口座とはすなわち、一定期間引き出せない代わりに金利が高く設定されている「定期口座」のことです。各金融機関はさまざまな定期口座商品を用意していますので、それぞれ比べてみましょう。 比較的高利回りで定評のある金融機関の定期口座商品には以下のようなものがあります。

※金利は20208月時点。預入条件1年間、税引前。

SBJ銀行:0.20%(商品名:100万円上限定期預金ミリオくん)

・あおぞら銀行BANK支店:0.20%(商品名:あおぞらネット定期預金)

・ソニー銀行:0.15%(商品名:円定期預金)

・オリックス銀行:0.12%(商品名:スーパー定期300

普通口座(金利0.02%)に100万円を1年間預けた場合、受け取れる利子は200円なのに対し、SBJ銀行の定期口座では(金利0.2%)は10倍の2,000円になります。このように、定期口座の利回りは、普通口座に比べてはるかに高いのです。定期口座の中には1円から預けられる商品もありますが、預け入れの下限額・上限額が設定されていることもありますので、預けたい金額と利率を吟味して商品を選びましょう。

まとめ

塵も積もれば山となるといいます。数百円の出費でもないがしろにせず、少しずつ無駄遣いを減らし、「毎月1万円ずつ」など金額を決めて定期口座へ入金する習慣を付ければ、短期間で貯えを増やすことができます。より高いリターンを得るために、最低でも100万円以上の預け入れができるように頑張りましょう。


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