A.不動産投資ローンを利用できるので、お金持ちでなくても始められます
不動産投資物件の価格は、一般的に数千万円ほどであるため、多くの方が不動産投資ローンを組んで購入します。不動産投資ローンを組むことで、手持ち資金が少なくても不動産投資を始められるのです。
また、若いときから不動産投資を始めるとローンの返済期間を長くでき、毎月の返済額を抑えられます。ローンの返済期間が長ければその分合計の利息額は高くなりますが、そうしてでも毎月の返済額を少なくした方が、資金不足や空室の発生による家賃収入の下落といった問題が発生したときに対処しやすくなります。
多くの不動産投資ローンは、返済期間を最長35年、完済年齢は最大80歳としています。45歳を超えて不動産投資ローンを組む場合、返済期間が35年未満となってしまうだけでなく、返済負担が老後の家計を圧迫する恐れがあります。
資産形成は、長い時間をかけてじっくり行うものです。資産形成の期間が短いと、ハイリスク・ハイリターンの投資を選択せざるを得なくなってしまうかも知れません。若いうちから不動産投資を始めることで、無理なく着実に資産を形成していけるでしょう。
ただし、投資物件を購入する際やローンを組む際の諸費用を支払うために、数十万円程度の現金が必要となる場合があります。また不動産投資ローンは、生活が苦しくならないよう、無理のない範囲で借り入れることが大切です。