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不動産投資のリスク・デメリットを挙げるとすれば?

Q.株式投資のように、日々の値動きがなく安定した家賃収入を得られることが不動産投資のメリットであることは分かりましたが、不動産投資のリスク・デメリットを敢えて挙げるとすれば、どのようなものがありますか?

A.不動産投資のリスクのうち、とくに「空室リスク」「家賃滞納リスク」「家賃下落リスク」の3種類に注意が必要です

空室リスクとは、投資物件に空室が発生して賃料収入が減少したり途絶えたりするリスクです。安定した賃料収入を得るためには、空室リスク対策が必要不可欠と言えます。空室リスクを防ぐ方法の1つが、需要の高い物件を購入することです。駅やスーパー、コンビニ、病院などが近くにあり、利便性が高いエリアにある物件は高い需要が見込めるでしょう。

家賃滞納リスクとは、入居者に家賃を滞納されて賃料収入が得られなくなるリスクです。家賃滞納者に対する支払いの催促は、不動産管理会社に委託することがほとんど。入居者の審査を入念に行うだけでなく、安心して管理を任せられる不動産会社を探すことも、有効な家賃滞納リスク対策です。

家賃下落リスクとは、建物の経年劣化や周囲の環境の変化によって、家賃が下落するリスクです。築年数が古い物件よりも、浅い物件の方が人気です。よって投資物件の築年数が古くなると、家賃を値下げしなければ入居者が付かなくなる点はデメリットと言えます。またスーパーや大学など、物件の需要に影響する施設の移転も、家賃が下落する要因です。

家賃下落リスクを抑えるためには、建物のメンテナンスを定期的に実施するだけでなく、物件を検討する段階で、今後の再開発状況を確認することも大切です。



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