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研修医の年収格差が深刻化!?研修医がお金の勉強をすべき理由

医学生から医師の国家試験に合格後、臨床研修医として医師としてのキャリアがスタートします。 この臨床研修医ですが、人によって給与のバラつきがひどく、経済格差が生まれています。 今回は研修医の深刻な年収格差問題から解決策までご紹介します。

研修医の平均年収はどのくらい?

実際、研修医の平均年収はどのくらいなのでしょうか? 厚生労働省から発表されたデータを元に、編集部で独自に集計した結果、 下記の数値を算出しました。
※研修医online調べ

「研修医は年収が低い」とは言われていますが、20代でもサラリーマンの平均年収より 上回っています。 30代から2倍以上に跳ね上がっているので、高給取りであることは言うまでもありません。 驚くべきは、研修医1年時から1,000万近くもらっている猛者もいるということです。 このような実態もあることから、研修医の中での年収格差は、極端に大きいと言っても過言ではないでしょう。

研修医の年収が安くなるパターン

研修医の年収格差が開く場合は、大きく分けて2つのパターンが考えられます。

都心部

都心部に勤務すればする程、給与は安くなる傾向があります。 通常であれば、物価に比例する形で給与も上がっていきますが、 研修医の場合は事情が違うようです。 人気がある都心部の病院には勤務希望者が多く、東京や大阪などの都市部は地方に比べると、平均年収が下回っているところがほとんどです。 もちろん、病院によっても給与体系に差があるため一概には言えませんが、全体としてそのような傾向があります。

大学病院

病院の種別によっても、給与が変動します。 例えば、美容や医療クリニック、市中病院など様々な病院があります。 一番給与が安いと言われているのが、大学病院です。 都心部で大学病院の場合ですと、給与が安くなる可能性が高くなります。

研修医の年収が低いといわれる理由

「研修医は年収が低い」と言われていますが、実際にはサラリーマンと同等かそれ以上給与所得がある場合が多いようです。 それでもなぜ給与が低いと言われているかというと、実際の労働に対して割に合っていないと考えている方が多いからではないでしょうか。 朝早くから病院回診やカンファレンス出席、勉強会出席、外来見学等の通常業務をこなしながら 当直業務を行います。 当直業務も月に1回程度で実施されており、休む暇がありません。 研修しながら給与をもらえる立場であることはありがたいですが、激務は避けられないようです。

研修医こそお金の勉強をすべき

研修医は日々の業務や勉強に追われるばかりで、医療以外の領域に関してインプットする機会がなかなかありません。 研修期間を終えてから、マネーリテラシーを身につけることなくお金をムダにしてしまう方もいらっしゃいます。
若いときに身に付けたお金の知識は、将来の資産防衛にも大いに役立つはずです。

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