A.不動産投資におけるインカムゲインは「家賃収入」、キャピタルゲインは「物件の売却益」です。
「インカムゲイン」とは、保有中の資産から継続的に発生する収入です。
不動産投資では、物件を貸し出して得られる収入がインカムゲインにあたります。対してキャピタルゲインは、不動産を購入したときよりも高値で売却して得た利益です。 不動産投資では、安定したインカムゲインをねらうのが一般的です。
キャピタルゲインはインカムゲインよりも高い利益を狙えます。しかし物件を売却するタイミングの判断を誤ると、大きなキャピタルロス(損失)が発生するかも知れません。 インカムゲインを重視して、安定した家賃収入が見込める物件を購入できれば、医師としての給与収入以外に、太い収入源を確保できます。現在の生活が豊かになるだけでなく、本業の収入が低下しても生活が困窮する心配はなくなり、老後の年金代わりにも活用が可能です。
もちろん、インカムゲインとキャピタルゲインの両方がねらえる物件を購入できればベストです。しかし現実には、その両方をねらえる物件に出会える機会は多くありません。そのため不動産投資を始めるときは、インカムゲインを優先して安定した家賃収入が期待できる物件を探すのがいいでしょう。