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自分の住居を買うときのローン審査について

Q.投資用の不動産をローンで購入した場合、多額の借り入れがあることが原因で、将来自分の住居を買うときのローン審査に通りにくくなったりしませんか? その点が心配で、投資に踏み切れずにいます。

A.先に不動産投資ローンを組んでも、物件に収益力があれば住宅ローンの審査に通過しやすくなることがあります。

投資物件を購入する際は不動産投資ローンを、居住用の物件を購入する際は住宅ローンを借り入れます。先に不動産投資ローンを組んでも、その後の住宅ローン審査に不利になるとは限りません。

不動産投資ローンの審査や住宅ローン審査では、収入や職業、ほかの借入状況を確認されるため、すでに多額の借り入れがあると審査に落ちてしまうことがあります。しかし、不動産投資ローンで購入した物件から安定した家賃収入が得られている場合、金融機関によっては収益力を評価してくれます。「この人は給与収入の他に家賃収入もあるから返済が滞るリスクは低いだろう」と判断してくれて、住宅ローン審査に有利に働くことがあるのです。

一方で、住宅ローンを先に借り入れてしまうと、不動産投資ローンの審査に通過しづらくなる恐れがあります。住宅ローンの借入額の分だけ、不動産投資ローンの融資上限額が減ってしまうことがあるためです。

また、不動産投資ローンを先に借り入れても、賃貸経営が赤字であった場合は、住宅ローン審査に不利になることもあります。不動産投資ローンを借り入れて不動産投資を始めるときは、安定した家賃収入が見込める物件を選ぶことが大切です。



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